業務データとAIの扱い

社内のデータを、
どこに置き、AIに何を送るか。

試作と本導入でのデータの置き場所、AIに送る範囲、
AI・プログラム・人の分担を、1か所にまとめました。

このページは、業務で扱うデータについての説明です。このサイトのお問い合わせフォームに入力された情報の扱いは、「入力情報の取り扱い」をご覧ください。

試作の段階では、貴社の実際のデータやシステムにつなぎません。本導入では、アプリもデータも貴社の環境に置き、AIに読ませる部分だけを、貴社が契約するAIに送ります。何を送るかは、使い始める前に貴社と確認して決めます。

01 / 試作の段階

試作は、サンプルだけで、
Qzの環境で動かします。

  • 予算を決める前の試作は、Qzの環境にご用意します。
  • 扱うのは、ご提供いただいたサンプル(架空のデータや、個人・取引先が分からないよう加工した資料)だけです。貴社の実際のメールや社内のシステムにはつなぎません。
  • AIを組み込む場合は、Qzの契約を、上限を決めて使います。
  • 試作の確認(検収)も、この環境で行います。
  • 終了時に試作を止め、お預かりしたサンプルを消します。

予算が決まっている場合は、試作を挟まずに本導入から始めることもできます。進め方は「進め方・費用の「試作と本導入」」で説明しています。

02 / 本導入の段階

本導入では、アプリもデータも、
貴社の環境に置きます。

  • 貴社のクラウド、社内のサーバー、担当者のPCのうち、体制に合う場所に設置します。検収も貴社の環境で行います。Qzの環境に、貴社のデータや作った成果物を置くことはありません。
  • 管理の権限は貴社に残します。保守をQzに任せていただく場合も、貴社のアカウントの中で、貴社から与えられた権限で作業します。
  • 納品後、Qzが貴社のデータ・環境・契約を持ち続けることはありません。
  • AIに読ませる部分は、貴社が契約するAIに送ります。社内のサーバーや担当者のPCに入れる形でも、AIとの通信は必要です。

置く場所の選び方は「環境とAIの選び方」、業務ごとの構成図は導入案のページ(注文書・メール処理・ECの月次レポート・社内ヘルプデスク)で見られます。

03 / AIに送る範囲

AIに何を送るかは、
使い始める前に決めます。

  • アプリは、業務に必要な情報をAIに送り、返ってきた結果を画面に表示します。何を送るかは、使い始める前に確認します。
  • 送信する情報、保存先・保存期間、参照する資料の更新方法を確認して設定します。
  • 社内の資料は、共有してよい範囲を確認してから扱います。普段のチャットの履歴や登録した資料を、そのまま引き継ぐ前提にはしません。
  • 使い始める前に、件数と利用量の目安を確認し、回数・入力量・予算などの上限を設定します。

社内の文書を社外のAIに一切送れない場合は、貴社のサーバーの中でAIを動かす方法(ローカルLLM)を含めて、別の構成・費用を検討します。

04 / AI・プログラム・人の分担

計算はプログラム、
決めるのは人です。

毎回同じ結果になる処理

プログラム

集計・照合・判定など、決まった手順の処理。AIには任せません。AIの出力の中の数字や引用も、プログラムが元の資料と突き合わせて確かめます。

ルールにしにくい処理

AI

形式の違う文書の読み取り、問い合わせの分類、返事や報告書の下書きなど。

最後の判断

人(貴社の担当者)

AIの下書きとプログラムの確認の結果を見て、採用するか、直すかを決めます。お客様への送信や業務上の判断は、人が確かめてから行います。

業務ごとの分担は、各デモの「仕組み」のページ(注文書・メール処理・ECの月次レポート・社内ヘルプデスク)で説明しています。

05 / AIの契約とデータの扱い

同じAIでも、契約によって
データの扱いが違います。

  • チャットの製品とAPI(アプリから呼び出すための契約)では、契約もデータの扱いも同じとは限りません。導入の前に、それぞれの規約と貴社の契約を確かめます。
  • GoogleのGemini APIは、支払いを設定した有料枠で使います。無料枠では、入力がGoogleの製品の改善に使われることがあるためです。
  • 本導入のAIの契約は、貴社名義で結んでいただきます。契約の作り方と、使いすぎを防ぐ月の上限の設定は、画面を共有しながらご案内します。

どのAIを、どのAPIやクラウドで契約できるかは「環境とAIの選び方」に一覧があります。各社の公式の説明:OpenAI:ChatGPTとAPIの請求は別々・Anthropic:チャットの契約とAPIの違い。

06 / パスワードと接続情報

パスワードやAPIキーを、
Qzに伝える必要はありません。

  • 貴社のログインパスワードやAPIキーを、問い合わせフォームに書く必要はありません。
  • 作業はオンラインで行い、管理者アカウントのパスワードをQzに伝えていただく必要もありません。可能なサービスでは、アプリ専用の認証情報を用意し、Qzには作業に必要な権限を付与していただきます。
  • AIなどへの接続に使う認証情報は、アプリの側で安全に管理し、利用者に毎回入力させません。社員一人ひとりがAPIを契約する必要もありません。
07 / 秘密保持契約

秘密保持契約は、
原則として貴社の書式で。

秘密保持契約は、原則として貴社の書式を使用し、内容を確認のうえ締結します。書式をお持ちでない場合は、Qzでご用意できます。

08 / よくある質問

よくある質問

試作の段階で、社内の実際のデータを渡す必要はありますか?

ありません。試作はQzの環境で、ご提供いただいたサンプル(架空のデータや、個人・取引先が分からないよう加工した資料)だけを扱い、貴社の実際のメールや社内のシステムにはつなぎません。終了時に試作を止め、お預かりしたサンプルを消します。

納品したあと、Qzが社内のデータを持ち続けますか?

持ち続けません。本導入ではアプリもデータも貴社の環境に置き、AIに読ませる部分だけを、貴社が契約するAIに送ります。管理の権限は貴社に残し、保守をQzに任せていただく場合も、貴社のアカウントの中で、貴社から与えられた権限で作業します。

AIには、どんな情報が送られますか?

業務に必要な情報を送ります。何を送るか、保存先・保存期間、参照する資料の更新方法は、使い始める前に貴社と確認して決めます。社内の文書を社外のAIに一切送れない場合は、貴社のサーバーの中でAIを動かすローカルLLMを含めて、別の構成・費用を検討します。

AIの出した内容を、そのまま使って大丈夫ですか?

集計・照合・判定はプログラムで行い、AIは読み取りや下書きに使います。AIの出力の中の数字や引用はプログラムが元の資料と突き合わせ、採用するか、直すかは貴社の担当者が決めます。お客様への送信や業務上の判断は、人が確かめてから行います。

社内の決まりに合わせて、扱い方を決めます。

情報システム部門の審査に使う構成図、データの流れ、保存場所、消去の方法も、書面でお出しします。

相談する

Qz AI Labsの提供方針のうち、業務データとAIの扱いをまとめたものです。個別の取り扱いは、ご相談のうえ契約で決定します。