環境とAIの選び方

お使いの環境に合わせて、
置く場所とAIを選びます。

契約済みのクラウドやAIがあれば、それを生かします。
なければ、小さく始められる形をご提案します。

2026年10月2日に、各社の公式情報で確認しました。Qzの対応は、Qzが動かして確かめた範囲です。各社の提供内容は変わることがあるため、ご提案の際に改めて確かめます。

技術的な準備は要りません。分かる範囲で、お使いのツールやクラウドを伺えれば、置く場所とAIの組み合わせをご提案します。ここに挙げていない環境も、つなげるかを確かめてからお答えします。

01 / お使いの環境から選ぶ

お使いの環境を選ぶと、
ご提案できる形が分かります。

社内で主に使っている環境

特にない・分からない

すぐご提案できます
置く場所
担当者のPC、社内のサーバー、または貴社名義のCloudflare。体制に合わせて選びます。
使うAI
Claude・GPT(各社のAPI。使った分だけ支払い)
ご用意いただくこと
AIのAPIの契約と、使いすぎを防ぐ月の上限の設定。画面を共有しながらご案内します。

Google Workspace

すぐご提案できます
置く場所
いつものGoogleスプレッドシートにメニューを付ける形(ECの月次レポートで確認済み)。または、担当者のPC・社内のサーバー・Cloudflare。
使うAI
Gemini(GoogleのGemini API。有料枠)。Claude・GPTも選べます。
ご用意いただくこと
Gemini APIの支払いの設定と月の上限。WorkspaceのGeminiのライセンスとは別の契約です。

Google Cloud

Geminiはすぐご提案できます
置く場所
担当者のPC、社内のサーバー、Cloudflare(Google Cloudの上に組み立てる形はご相談ください)。
使うAI
Gemini(Gemini Enterprise Agent Platform(旧 Vertex AI))。Claudeも使えます(ご相談ください)。社内の検索・アシスタントの製品「Gemini Enterprise」とは別のものです。
ご用意いただくこと
Agent Platform(旧 Vertex AI)の有効化と、アプリから呼ぶためのキーの許可(組織のポリシーの変更)。新しい組織では、最初は止められています。

AWS

ご相談ください
置く場所
担当者のPC、社内のサーバー、Cloudflare。AWSの上に組み立てる形はご相談ください。
使えるAI
Claude・GPT(Amazon Bedrock)、Claude(Claude Platform on AWS)。AWSの請求にまとめられます。
Qzの状況
AWSでのつなぎ方はまだ確かめていません。つなげるかを確かめてからお答えします。Claude・GPTの各社のAPIで動かす形なら、すぐご提案できます。

Microsoft(Azure・Copilot)

ご相談ください
置く場所
担当者のPC、社内のサーバー、Cloudflare。Azureの上に組み立てる形はご相談ください。
使えるAI
GPT・Claude(Microsoft Foundry。Azure OpenAIを含む)。Copilotのライセンスでは、基本的にアプリのAIは動かせません。
Qzの状況
Microsoftの環境でのつなぎ方はまだ確かめていません。つなげるかを確かめてからお答えします。Claude・GPTの各社のAPIで動かす形なら、すぐご提案できます。

業務ごとの構成図は、導入案のページで条件を選ぶと表示されます(注文書・メール処理・ECの月次レポート・社内ヘルプデスク)。

02 / どこに置くか

契約済みのクラウドがあれば優先し、
なければ小さく始めます。

本導入では、アプリを貴社の環境に置きます。社内のサーバーや担当者のPCで足りる業務も多くあります。クラウドに置く場合、契約済みのクラウドがあれば、それを優先します。ない場合は、無料から月数ドルで始められるCloudflareをご提案します。Qzのこのサイトと業務デモの実演も、Cloudflareで動かしています。

観点担当者のPC・社内のサーバーCloudflare(貴社名義)契約済みの大手クラウド
AWS・Google Cloud・Azure
始めるときの費用新たなクラウドの費用はかからない無料〜月数ドルから。サイト・処理・保存・ログインが1つの契約にまとまる使う機能ごとに費用がかかる。すでに契約があれば、その中で使える
管理の手間PC・サーバーの管理、更新は社内で管理画面と権限の仕組みが比較的単純。情報システム部門がなくても始めやすい権限・ネットワークなどの設定が多い。情報システム部門がある会社向け
ログインと安全社内のネットワークの中だけで使える使う人ごとの許可(Cloudflare Access)を標準で使える同じことはできるが、組み合わせと設定が増える
使える時間PC・サーバーが動いている間常に動く。外出先からも使える常に動く
向かない場合多くの人が同時に使う、外出先から使う1回に数分かかる重い処理(分けて組む必要がある)小さく試したい段階(準備の手間が大きい)
Qzの状況確かめた形確かめた形ご相談ください

どの場合も、管理の権限は貴社に残し、Qzは貴社から与えられた権限で作業します。費用は各社の料金表によって変わるため、ご提案の際に目安をお示しします。

03 / どのAIを使うか

同じAIでも、
契約できる場所はいくつもあります。

GPT・Claude・Geminiは、開発元のAPIのほか、大手クラウドからも使えます。契約済みのクラウドがあれば、その請求にまとめられます。

契約する場所GPT
OpenAI
Claude
Anthropic
Gemini
Google
Qzの対応
OpenAIのAPI○--すぐご提案できます
AnthropicのAPI-○-すぐご提案できます
GoogleのGemini API--○すぐご提案できます
Agent Platform(旧 Vertex AI)Google Cloud。正式名は Gemini Enterprise Agent Platform-○○Geminiはすぐ Claudeはご相談
Amazon Bedrock(AWS)○○-ご相談ください
Claude Platform on AWS-○-ご相談ください
Microsoft Foundry(Azure)Azure OpenAIを含む○○-ご相談ください

そのほかのAI(Llama・Mistral・Grokなど)も、各社のクラウドで使えるものがあります。お使いになりたい場合は、ご相談ください。業務に合うかを、同じ課題で試してからお答えします。

出典(2026年10月2日に確認)
04 / チャットの契約とアプリの契約

社内で使っているAIが、
そのままアプリに使えるとは限りません。

社員が画面で使う

チャットのライセンス

ChatGPT・Claudeの法人向けプラン、Google WorkspaceのGemini、Microsoft Copilot

アプリのAIは、基本的にこの契約では動かせません。

アプリから呼ぶ

各社のAPI

OpenAI・Anthropic・GoogleのAPI。使った分だけ支払い

チャットの契約とは、請求も管理も別です。

貴社のクラウドで呼ぶ

クラウドのAI基盤

Google CloudのAgent Platform(旧 Vertex AI)、Amazon Bedrock、Microsoft Foundry

契約済みのクラウドの請求にまとめられます。

例外として、ChatGPT・Claudeの法人向けプランは、担当者本人が自分のPCで使う形に限り、プランの利用枠でアプリのAIを動かせることがあります。認められるかは各社の規約と貴社の契約によるため、導入の前に確認します。詳しくは進め方・費用の「AIを組み込む場合」をご覧ください。

05 / ローカルLLM

ローカルLLMは、
業務の課題で試してから選びます。

GPT・Claude・Geminiは、AIの会社のサーバーで動きます。社内の文書を社外のAIに一切送れない場合は、ローカルLLMという方法があります。誰でも動かせる形で公開されたAIのモデル(gpt-oss・Llama・Gemma・Mistralなど)を、貴社のサーバーの中で動かす形です。

Qzの業務デモと同じ課題で比べた結果

ローカルLLMとして使える6つのモデルを、業務デモと同じ依頼・同じ採点で比べました。採点では、決まった形で返すか、引用が原文どおりか、数字や判断が正しいかを、プログラムで確かめています。

合格した課題の数/採点した課題の数(2026年10月2〜3日、各1回)
モデル注文書・メール処理
読み取り・判断・確認メール
社内ヘルプデスク
規程に沿った回答
ECの月次レポート
声の分類・所見の下書き
Claude Sonnet 5.5(参考:今の業務デモで使っているAI)4/45/62/2
gpt-oss-120b(OpenAI)0/44/62/2
gpt-oss-20b(OpenAI)0/44/60/2
Llama 3.3 70B(Meta)0/44/61/1 ※
Llama 4 Scout(Meta)0/44/62/2
Gemma 4 26B(Google)0/45/62/2
Mistral Small 3.1(Mistral AI)0/45/62/2

※ 処理の時間切れなど、モデルの精度とは別の理由で採点できなかった課題は、採点した数に含めていません。ローカルLLMは、同じモデルをCloudflare Workers AIで動かして測りました(社内のサーバーで動かした場合の精度の目安。速さは目安になりません)。1回ずつの結果のため、実際の導入の前には、貴社の資料で改めて試します。

結果から言えること:注文書の読み取りのように、原文どおりの引用や細かな判断が要る業務は、今回のローカルLLMではどれも合格しませんでした。規程に沿った回答や、お客様の声の分類は、半分以上の課題に合格するモデルが多くありました。ローカルLLMを使う場合は、業務を選び、人が確かめる手順を前提に組み立てます。

ローカルLLMを動かすには、AI用の計算機(GPU)を備えたサーバーが要り、その費用が別にかかります。速さもサーバーの性能で変わるため、構成と費用は個別にお見積りします。

06 / よくある質問

よくある質問

技術的な準備や、環境の詳しい情報がなくても相談できますか?

技術的な準備は要りません。分かる範囲で、お使いのツールやクラウドを伺えれば、置く場所とAIの組み合わせをご提案します。ここに挙げていない環境も、つなげるかを確かめてからお答えします。

ChatGPT・Copilot・Geminiを社内で契約していれば、そのまま業務アプリのAIとして使えますか?

社員が画面で使うチャットのライセンス(ChatGPT・Claudeの法人向けプラン、Google WorkspaceのGemini、Microsoft Copilot)では、基本的にアプリのAIは動かせません。アプリから呼ぶには、各社のAPIか、クラウドのAI基盤の契約が別に要ります。例外として、ChatGPT・Claudeの法人向けプランは、担当者本人が自分のPCで使う形に限り、プランの利用枠で動かせることがあります。認められるかは各社の規約と貴社の契約によるため、導入の前に確認します。

Google Workspaceを使っている場合、アプリはどこに置けますか?

いつものGoogleスプレッドシートにメニューを付ける形(ECの月次レポートで確認済み)か、担当者のPC・社内のサーバー・Cloudflareに置けます。AIはGoogleのGemini API(有料枠)を使い、Claude・GPTも選べます。Gemini APIは、WorkspaceのGeminiのライセンスとは別の契約です。

AWSやMicrosoft(Azure)の環境でも作れますか?

ご相談ください。AWSではAmazon Bedrock、MicrosoftではMicrosoft FoundryでGPT・Claudeを使えますが、これらの環境でのつなぎ方は、Qzではまだ確かめていません。つなげるかを確かめてからお答えします。Claude・GPTの各社のAPIで動かす形なら、すぐご提案できます。

社外のAIにデータを送れない場合はどうしますか?

誰でも動かせる形で公開されたAIのモデル(gpt-oss・Llama・Gemma・Mistralなど)を、貴社のサーバーの中で動かすローカルLLMという方法があります。業務デモと同じ課題で比べると、原文どおりの引用や細かな判断が要る業務は難しく、規程に沿った回答や声の分類は半分以上の課題に合格するモデルが多くありました。業務を選び、人が確かめる手順を前提に組み立てます。AI用の計算機(GPU)を備えたサーバーの費用が別にかかるため、構成と費用は個別にお見積りします。

お使いの環境を伺えれば、組み合わせをご提案します。

分かる範囲で構いません。ここにない環境も、つなげるかを確かめてからお答えします。

相談する

2026年10月2日時点の各社の公式情報と、Qzが動かして確かめた範囲でまとめています。個別の構成・費用は、ご相談のうえ決定します。