業務の流れと分担

注文書・メール処理の仕組み

このデモが、どこから資料を集め、AI・プログラム・担当者がそれぞれ何をしているかを説明します。AIに任せるのは「読む・まとめる・下書きする」ところまで。照合や判定はプログラムが、判断と送信は担当者が行います。

会社・人物・注文・住所はすべて架空です。ここで説明するのはデモの構成で、導入するときの構成は、お客様の環境と運用に合わせて決めます。

1処理の流れ

注文メールが届いてから、受注一覧CSVができるまでの7つの段階です。

  1. プログラム1

    資料を集める

    受信したメールから、指定した期間のメールと添付を集めます(導入先では、お使いのメールの受信箱を読み取りだけで。実演では、架空のメール7通を使います)。共有フォルダの注文書と、取引先別単価表も読み込みます。

    メールの保存や、添付を1つずつ選ぶ作業は要りません。

  2. プログラム2

    文字を取り出す

    注文書のPDFから、中に入っている文字データをそのまま取り出します。

    OCR(画像から文字を推測する処理)は使いません。スキャンした画像だけのPDFは、この実演の対象外です。

  3. AI3

    注文を読み合わせる

    注文・数量変更・取消のメールと注文書を読み合わせ、注文ごとの最新の内容と、根拠になる原文の引用を、決まった形式(JSON)で返します。

    この段階では、メールの文章は書きません。

  4. プログラム4

    照合して分ける

    AIの引用が原文に本当にあるかを確かめ、取引先別単価表と照合し、記載漏れを見つけます。そのうえで「内容がそろった」「確認が必要」「対象外」に分けます。

    金額の比較や、CSVに進める条件の判定は、AIに任せません。

  5. 担当者5

    確かめて選ぶ

    内容がそろった注文を、原文と照らして確かめ、CSVの対象に選びます。単価の食い違いや記載漏れは、確認先に問い合わせ、回答を記録します。

    価格や届け先を決めるのは担当者です。

  6. AI6

    確認メールを下書きする

    担当者が選んだ確認事項について、相手(社内の営業/発注元)に合わせた確認メールを下書きします。社外向けの下書きには、社内の単価の情報を渡しません。

    送信はしません。担当者が編集・コピーして、いつものメールから送ります。

  7. プログラム7

    受注一覧CSVを作る

    担当者が確認した注文だけをCSVにします。取消の注文や、すでにCSVにした注文は入れません。

    作ったCSVと記録は台帳に残り、二重に出しません。

2AI・プログラム・担当者の分担

AI

すること
メール・注文書を読む/注文・変更・取消を読み合わせる/根拠の原文を引用する/確認メールを下書きする
しないこと
価格や届け先を決める/CSVに進めるかを判断する/メールを送る

プログラム

すること
資料を集める/PDFの文字を取り出す/AIの引用が原文にあるか確かめる/単価表と照合する/状態・台帳・CSVを管理する
しないこと
文章の意味を解釈する

担当者

すること
読み取った内容を確かめる/CSVの対象を選ぶ/確認先に問い合わせ、回答を記録する/確認メールを送る
しなくてよいこと
メールや添付を探す/注文書を開いて転記する/変更や取消を読み合わせる

4データの扱い

AIに渡すもの

  • 指定した期間のメール本文と添付
  • 共有フォルダの注文書から取り出した文字
  • 取引先別単価表
  • 確認メールの下書きでは、その確認に必要な事実だけ

AIに渡さないもの

  • 社外向けの下書きに、社内の単価や判断の過程
  • 実演用の回答例(確認のあとの操作を試すためのもの)

このアプリがしないこと

  • メールの送信
  • 受注システムへの登録・出荷の手配
  • 在庫・納期・受注の確約

5このデモの範囲

このデモで扱うのは、文字データを持つPDF・TXT・CSVの注文書で、1つの注文に1つの商品です。次のものは、このデモでは扱っていません。

架空の資材販売会社を想定したデモです。会社・人物・注文はすべて架空です。

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