業務の流れと分担

社内ヘルプデスクの仕組み

このデモが、どんな資料を使い、AI・プログラム・担当者がそれぞれ何をしているかを説明します。AIに渡す規程を選ぶこと(現行版だけ)と、回答の引用・数字の確認はプログラムが行います。AIに任せるのは「規程を読んで回答を下書きする」「規程やFAQに足す文の案を書く」ところまで。社員に返すか、担当者へ引き継ぐかは、窓口の担当者が決めます。

会社・規程・質問はすべて架空です。ここで説明するのはデモの構成で、導入するときの構成は、お客様の環境と運用に合わせて決めます。

1処理の流れ

社員から質問が届いてから、返事と規程の追記の案ができるまでの6つの段階です。

  1. プログラム1

    質問と規程をそろえる

    メール・チャット・社内ポータルで届いた質問の本文(300字まで)と、現行版の規程の条文をそろえます。差出人の名前やアドレス、改定前の旧版、ほかの社員の情報は選びません。

    旧版の期限で答える間違いを、渡す資料の段階で防ぎます。

  2. AI2

    回答を下書きする

    規程を読んで、回答の種類(回答できる/聞き返す/担当者へ引き継ぐ/扱えない依頼)を選び、回答・次にすること・根拠の引用・聞き返す質問・引き継ぎの下書きを返します。

    規程にないことは推測で答えず、引き継ぎに回します。

  3. プログラム3

    根拠と数字を確かめる

    引用が現行版の条文にそのまま書かれているか、回答の中の期限・金額・日数が根拠の条項と合うかを確かめます。旧版の条項や数字、引用していない条項の数字も示します。

    担当者が文を直すと、その場で確かめ直します。

  4. 担当者4

    返すか、引き継ぐかを選ぶ

    根拠の条文を開いて確かめ、「この回答で返す」「直して返す」「担当者へ引き継ぐ」を選びます。返すときは質問が届いた経路(メールの返信・チャットのスレッド・ポータルの回答)で、引き継ぐときは担当部署と質問した社員の2か所に送ります(本導入での動き。このデモでは送信しません)。確認で問題が残っている回答は、直すか引き継ぐまで返せません。

    社員に返す内容を決めるのは担当者です。

  5. AI5

    追記の文案を書く

    答えられなかった質問・聞き返した質問・扱えなかった依頼から、次に同じ質問が来たときに答えられるよう、規程やFAQに足す文の案を書きます。

    決まっていない金額や基準は作らず、「〇〇(担当部署で決める)」と残します。

  6. 担当者6

    追記を採るか決める

    文案を直し、採用するか見送るかを決めます。採用した案は、規程の担当部署に回します。

    規程を変えるのは、規程の担当部署です。

2AI・プログラム・担当者の分担

AI

すること
規程を読んで回答を下書きする/根拠の条文を引用する/足りない情報を聞き返す質問を書く/引き継ぎと追記の文案を書く
しないこと
規程にないことを推測で答える/旧版を読む/社員に返事を送る/規程を変える

プログラム

すること
AIに渡す規程を選ぶ(現行版だけ)/引用が条文にあるかの確認/回答の中の数字と根拠の条項の突き合わせ/改定のあった条項の表示
しないこと
文章の意味を解釈する

担当者

すること
根拠の条文を確かめる/文を直す/返すか引き継ぐかを決める/追記の採否を決める
しなくてよいこと
規程を一から探して読む/旧版と現行版を見比べる/引き継ぎの文を一から書く

4データの扱い

AIに渡すもの

  • 社員の質問の文(300字まで)
  • 現行版の規程の条文(規程名・版・施行日・条項の番号つき)
  • 追記の文案では、その質問と回答の下書き

AIに渡さないもの

  • 改定前の旧版の規程
  • 質問した社員の名前・所属や、ほかの社員の情報
  • ほかの質問の履歴

このデモがしないこと

  • 社員への返事や、担当者への引き継ぎの送信(本導入では、担当者が選んだときに送ります)
  • 規程の書き換え
  • 申請・承認・手配などの手続き

5このデモの範囲

このデモで扱うのは、架空の会社の7つの規程(うち2つは旧版つき)と、質問1件ずつの回答です。次のものは、このデモでは扱っていません。

架空の会社「サンプルオフィス」を想定したデモです。会社・規程・質問はすべて架空です。

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